母は鬱病で月1回メンタルクリニックに通院しています。
その日、幼い2人の子供を連れた女性は、どう見ても20代後半の
ようでした。高齢者は少なく30、40、50代の患者が多く、
はた目には何等普通の人と変わりがないように見えますが、
メンタルクリニックに来院する人の数の多さに驚かされます。
厚生労働省によると、1998年の20万7000人から2008年には70万4000人
に急増しているが、同報告書では潜在患者数は250万人を超えているとしている。
厚生労働省は企業に対し、従業員へのストレス診断を実地するよう義務付ける方針
を決めた。今国会に労働安全衛生法改正案を提出し、2015年度中の実地を目指す。
(朝日新聞 2月9日)
私は昭和20年代生まれですが、
子供の頃は、お腹が空いていても食事時まで我慢して待っていたことを覚えています。
現代では、何か食べたいと思えばコンビニなどでお腹を即満たすことができます。
お金さえあれば何でも手に入る豊かな時代になりましたが、
さまざまな心身のストレスが原因で、心の豊かさは失われつつあります。
物質から精神へ 外から内へ 意識を向ける人が多くなりますように