やっと朝夕涼くなり、彼岸花が見頃の季節になりましたね。
昨年2月に母が入院し、私の負担も軽減され自由な時間が確保されました。
さて、その自由時間をどう過ごすか?
行きたい場所を訪れ、美味しい食も堪能し”幸せ”を感じていました。
今年に入り、夫と道の駅巡りをしながら地域の特産品を買って帰るのも
楽しみの一つでしたが、何か?物足りなさを感じるようになりました。
何なんだろう?この不足感。
母のことで苦労してきた長い期間を考えれば充分幸せな筈なのに・・・
このままの状態で過ごし、死を迎えた時に満足しているのだろうか?
多分違う、心の底から満足できる何かがあるはず。
それは何なんだろう。
ふと、浮かんだのは「使命を生きる」師の著書で記述されていました。
「使命とは、それをやるために生まれてきたもの、それをすることによって、
その魂が百パーセント輝くものです。そこで使命を見つけるためには、
単に自分が得意なことや好きなことをやるべき事ではなく、
本来の自分ー自我を超えた真我ーが持っている個性をつかまなければなりません。
それを発揮することによって、魂がより拡張され宇宙との一体化に近付くような
そんな生き方が使命に生きる道なのです。」
そこで、自分らしさ、心の底から満足できること、生き甲斐、使命等を
じっくり考え続けました。そして「やるべきことが見えてきました」
もう74歳だから限りがあると悲観的になるか、まだ十分時間がある、と考えるのも
自分次第で方向性が違ってきます。達成できなくてもその過程に喜びを感じ、
生き甲斐も味わいながら生きていけると思っています。