久々に怒りの感情が湧いてきました。
先月のビデオ屋での出来事です。
その日は土曜日ということもあって、
カウンターの前には行列ができていました。
私の前に4、5歳くらいの男の子が並んでいて、
その子が手に持っていた100円玉を落としました。
落とした100円玉を拾って何処かに行ってしまったので、カウンターへ。
「ね~え おばちゃん!」どうも私に向けて発せられている感じがしたので、
横を見上げてみると、30代半ばの父親らしき男性。
「子供が前に並んでいたのは分かっとっただろたい。」 は~ん私のこと?
「子供だけんていうて馬鹿にしてから!」 その子の父親は凄い怒りよう。
事を荒げたくなかったので、その場は私が謝って済ませましたが、
帰りの運転中は、怒りの感情が込み上げ心臓が高鳴り息苦しい・・・・・
その日の瞑想は最悪で、怒りの感情+あの言いぐさはないだろう!
家庭ではどんな態度だろう!職場での評価は・・・ 等々
次から次に想いが続き、なかなか想いを切って捨てることができません。
日が経つにつれ、瞑想中も日常生活でも怒りの感情や想いも薄らいで、
今では半月前の出来事も過去の記憶としてだけ残っています。
しかし、「 おばちゃん 」と言われる歳、人生の折り返し地点もとうに過ぎ、
墓場の方に近い歳になりました。
7月中旬頃に発売予定の金井先生の新刊本 「 死者はほほえむ 」
死をどのように理解し克服するか、その結果としてどのような生き方
ができるか。死に関する金井先生の瞑想体験等々の内容だそうです。
人生の終盤に差し掛かっている私にとっては、とても貴重な一冊になりそうです。