昨日はNHK瞑想教室の日でした。
準備を整え、気分爽快 、さあ、出かけよう!
とした時に、いつもの母の小言が始まった。
「 いつまで怒っているつもりだろうか!どれだけあれには(主人のこと)金をやって、
ほどよー(尽くす)してきたかわからん。。。。。。グダグダ
見とってみい~ ろくなことがあるもんか! 」
ここ数カ月、主人と母が険悪な状態。
不満の矛先はどうしても娘である私に向いてくるのは仕方がないこと。
主人を庇うでも無く、ただ黙って母の愚痴を聞いて、家を後にしました。
しかし車の運転をしながら、怒りの感情が込み上げてきました。
これからいつまで母の不平不満を聞かなければいけないのだろうか。
いい加減お終いにして欲しい等など、さまざまな想いが湧いてきたので、
運転をしながら金井メソッド瞑想 「思いから離れる」 ことをしました。
NHKに着いたころには、怒りの感情もさまざまな想いもある程度消えていました。
金井メソッド瞑想の効果は、こういう時にも発揮されます。
帰宅後の話です。
我が家では、番犬用に外で飼っている雑種犬がいます。
連日の猛暑で、 「 孝太郎(犬名)もさぞ熱いだろう。 」 と冷やしたタオルで、
顔を拭くまではおとなしくしていたそうですが、背中に触れた瞬間に、
いきなりガブッと母の手を噛んだそうです。
幸いにもタオルが防御してくれたらしく、青あざ程度で済んでいました。
そこで出かける前の母の言葉を思い出しました。
「見とってみい~ろくなことがあるもんか。」
怒りや憎しみの感情が余りにも激しく、その感情が長く続く場合には、
たとえ一歩譲って主人に非があったとしても
その怒りや憎しみの感情は何某かの形として、自分自身にも跳ね返ってくるのだと・・
そう感じた出来事でした。
江戸時代の武士の慣習では、親の仇打ちを成し遂げなければお家再興は成らず、
仇を探して目的が果たされたとしても、今度は仇を討たれた子がまた仇打ちをする。
これこそが不幸の連鎖ではないでしょうか。
憎しみ合うことは、お互いの不幸の連鎖にもなりかねませんが、
憎しみを抱えて生きている人に、 「人を 憎んではいけません。」と諭しても、
その憎しみの感情が無くなるわけではありません。
金井メソッド瞑想は、今の想い感情を押し殺すのではなく、
今のあなたのそのままで瞑想中だけは、「想いから離れる。」ことをすればいいのです。
瞑想をある程度続けることができたら、実生活でも想いから離れ易くなってきます。
それが金井メソッド瞑想の効果によるものです。
それにしても、人を呪わば穴二つ。
昨日の母の出来事からでした。 クワバラ ・ クワバラ ・・・・ です。