今年の梅雨の特徴は、毎日シトシトジメジメ、
陽が射す日が少なく、洗濯物もなかなか乾きません。
食欲が落ちないように、献立もひと工夫必要になります。
ある日、夕食のおかずにもう一品、とほうれん草のお浸しを作りました。
料理中昔の記憶が蘇ってきました。
夫も母もほうれん草の根の部分が好みで、
夫は母に気配りするでもなく、全ての根の部分を食べてしまいますので、
勿論のこと、母は私に愚痴をこぼしていました。
その当時は分配ではなく、大皿に盛って食卓にだしていました。
今になって考えてみれば、家族分を小分けにすれば済む問題で、
母の愚痴を聞かされることもなく、嫌な気持ちもしないで済んだのだと思います。
何故?その当時はそんな工夫、発想が浮かばなかったのだろう?
ほうれん草問題だけでなく、
きっと他にも工夫や発想で乗り切れたことも多々あったはずなのです。
今では疲れているとき、夕食を作る気分ではないときは、
自分に無理をせず、お弁当で済ませることも多くなりました。
本当に昔は手料理しか選択肢がありませんでした。
きっと心に余裕などなく、相当心が硬かったのだと思います。
今日も☔ 庭に咲く紫陽花が心を癒やしてくれます。
明日から7月に入ります。
今年も後半年、毎日ゆとりある時間を過ごしたいと思います。