食べ物がない時に精神論者は、
その状態で食べ物を求める行為をする方向へ考えず、
空腹の状態で自己の内部に目を向けようとする。
そこに幸せとか心の平安を見い出そうとするが、
それ自体、考えが間違っている。
精神論ではなく、
現実に適応する生き方を先ず求めなさい。
正しい行いは、
肉体を維持するために先ず食べ物を求めなさい。
生きるとは、経済力を身につけること。
その上で、もしも食べ物がなくなってしまった時に混乱をしない
丈夫な精神の基盤を培いなさい。
金井先生が娘に「あなたならどちらを選びますか?」と質問され、
娘は前者を選んだようですが、「それは間違っています。」とお答えになり、
上記のお話を伺ったそうです。