ふっ切れた朝

敬老の日の9月、妹が息子夫婦と今年生まれた孫を連れ
て、両親に贈り物を持ってきました。
ダイニングルームで妹と2人になったときに、
「。。姉ちゃんは人が良いけん。分かっとっとね姉ちゃん!
訳はお母さんが死んでから言う。」と話し出しました。
私は、「もう済んだことは聞かなくてもいいし、他人だった
ら付き合わなくて済むけど、親戚となったらそういうわけに
はいかない。なるべく仲良く付き合っていかないとね。」と
応えると、妹は不満気で苦笑いをしました。
叔母と妹の住まいが近いこともあって、一時期頻繁に妹
は叔母のところに訪問していたようなので、
その時期に私のことも話題に上っていたのでしょう。
叔母の何が不満なのか、何が気に食わないのか、それは気にもなりませんが、
上から目線でものを言う妹の態度には腹が立つし頭にもきます。
新鮮で強力なマイナスエネルギーほど先に出る と金井先生がお話しされる通りで、
瞑想を始めて真っ先に想念が出るのは妹のこと。
金井メソッドは、心を開く。想いから離れる。自分を観る。という瞑想ですので、
想いが出てきたらそれ以上は考えないようにしっかり想いから離れ、そして現実生活では、
マイナスに意識を向けない。向けていることに気ずいたら直ぐに外す。ことを意識しました。
11月も後数日で終わり、今朝目覚めていつものように椅子に腰掛けた途端に、
妹への怒りの感情がスーッと消えていきました。
霧が晴れ澄みわたっていくような感覚は初めての体験でした。
その後に芽生えたものは、「妹の幸せを祈ろう。」と幸せな想いが湧いてきました。