更年期障害もピークに達していた当時、
肉体的に辛く生きているだけで精一杯だった記憶があります。
金井先生も体調が優れないということで、6ヶ月間休会になったことがありました。
もの凄い倦怠感にも関わらず、金井先生に美味しい果物でも召し上がりになって、
少しでも元気になって欲しいと思い立ち、
隣町の特産品であるメロンを買いに車を走らせていました。
自分の肉体的辛さは二の次で、師の身体を心配する気持ちの方が勝っていたように思います。
金井先生からのお礼のメールを読んでいると、文字から強い波動が押し寄せてきました。
その波動を日常で感じる度に勇気が湧いてきて、その波動に支えられるかのように、
徐々に母に素直に言えるようになりました。
最初は恐る恐るでしたが、恐怖心も次第に薄れ、そして完全に母の呪縛から開放されました。
「勇気は愛です」と、金井先生の言葉が今でも忘れられません。
インドでは、修行の道(ヨガ)に3種類あると言われます。
カルマヨガ、ギャンヨガ、バクティヨガの3つですが、
あの時を振り返れば、師を思い私のとった行動は、
バクティヨガに通じるところがあるのかも知れません。
◯2009年9月12日恐怖心(呪縛)からの開放というタイトルで
コラムを更新しましたが、今回は呪縛から開放された理由を記しました。